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カーフィルム事業の開始に向けて

カーフィルムの歩みと傾向

カーフィルムの歩み

日本のカーフィルム事業は約30年の歴史があります。
フィルムは当初はアメリカから建築窓用として日本に入って来ました。

この頃のフィルムは現在製品とは異なりハードコート(表面の傷防止処理)は施されてなく、接着剤もコーティングされていないものでした。 貼り方も部屋の内装やふすまなどを貼るように糊で水貼りするというものでしたので建築内装関係の企業が建物用として貼っていました。

接着剤やハードコートのコーティング技術がフィルムに施されるようになると自動車の窓用へのフィルムの転用が始まり流行し出しました。 この時、自動車ガラス専門店を軸に、カークリーニング・ボディコーティング・建築フィルム施工店が副業として取り組み全国に普及していきました。

全国に広がり需要が拡大する事により、副業ではなくカーフィルム施工を本業として事業開始する企業もあり名実ともにカーフィルム事業は 高収益事業として確立されました。

カー用品の量販店やカーショップではブリスターパックと呼ばれるフィルムの短冊ものをユーザー向けに販売しました。 現在では、ガソリンスタンドや大手量販店などの企業も収益事業としてメニュー化するところが増えてきています。

 

飛躍的に合理化されたカーフィルム事業①(熱加工技術の登場)

カーフィルムは常温では伸び縮みしにくいポリエステルで出来ています。

この為、3次曲面のカーブのあるリヤガラスを施工する場合にシワがでやすくきれいに貼る事ができません。 こうした理由で、何枚にもフィルムを分割してシワを分散させ型取りする必要がありました。

しかし、この分割型取りは分割したフィルムのつなぎ目を目立たないように重なりをうまく計算する必要もあり非常に高度な技術を要するものでした。

この方法とは常温では伸び縮みしないポリエステルを高温の熱をかける事で縮ませると言う原理を利用したものでした。 リヤガラスの上にこのフィルムを乗せ高温のヒートガンでフィルムをあぶるとガラスのカーブに沿ってフィルムが縮んでいきます。

この作業により、フィルムはガラスと同じ形状のカーブを持つ事となり、1枚もしくは2枚の分割で簡単にフィルムの貼り込みが出来るようになったのです。 この事により何年もかかっていた技術習得がわずか数週間で出来るようになり飛躍的にカーフィルム施工のスピードが早くなりました。

 

飛躍的に合理化されたカーフィルム事業②(型取り機械化)

カーフィルム施工では、リヤガラスの型取り以外にサイドやドアなどあらゆる箇所の型取り作業が必要です。 この型取り技術を皆無にしたものがカーフィルム自動裁断機です。

この裁断機は数千種類ある国産・輸入車のガラスの型を、わずか数分で裁断できる機械で、 この機械が普及すると共にカーフィルム施工の型取り作業がほとんど必要なくなり、施工時間は約半分以下にまでなりました。

この事により、時間の大幅な短縮と、施工技術者の養成が短時間で出来るようになり、一日の施工可能台数も大幅に増加しました。

 

 

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